こんにちは。
最近、メールでのお問合せが有ります。誠に有難う御座います。が・・が・・、なんです。
特に京都の料亭とかにあると言われる「一見(いちげん)さんお断り」というシステム。大変申し訳有りません。生意気に、そう言うシステム採用なんです
調べてみたら・・・
勿論、意味は、その店に何の保証(紹介)もなく初めてやってきた人はお断りということですが、そのココロは諸説あります。
「支払いはツケが原則なので、身元のわからない一見さんだとトラブルの元になる」とか、「秘守性が求められる場所に、身元不明の人は入れられない」とか「最高のサービスを提供するためには、データのない一見さんのみでは、もてなし様がない」とか「女将(女性)が商売をする為、見知らぬ客とのトラブル防止策」とか色々言われています。
個人的に気に入っているのは、「良いサービスと時間を提供する為」っていう説です。つまり、建築で言えば、、「良いサービスと空間を提供する為」とかなっちゃいそうですけど・・。一見さんお断りとは意地悪、生意気をしているのではありません。お店をやっていると、例えば、毎日新鮮で自分の納得いくようなものばかり仕入れられる訳ではないので、初めて来ていただいたお客様に自分の納得いくものを提供できないかも・・・など様々な状況があります。しかし、常連さんの紹介なら入店後、一言「今日はあまり良いものが入っていませんが宜しいですか?」と言うだけで、お互いに納得し、良い時間が過ごせるとか・・・
建築業に例えるとちょっと納得です。