問われる工事管理者の質と度胸。。

資格は視覚・・・

資格は死角・・・

私が習った「下記に記載のある大●建設」の今は某所長となっている方からの現場職時代の言葉である。。

先日、本当に久しぶりに食事をした。昔と変わらず、所長と言う立場でありながら、「おごらず」「熱く!!」「飲むとメロメロ」「いざ現場は泣く子も黙る・・非常に・非常に厳しい人です。」のある意味、私そう言った人間臭い方が大好きなのです。。

そんな中こんな話になった

最近、マンション工事でまたミスが発覚した。清水建設が川崎市で施工する「パークタワー新川崎」で3月、4階の柱と梁(はり)の一部にひび割れなどが判明。柱を重ねる際に必要な充填剤(高強度無収縮モルタル)を注入しなかったことが原因で、一部を解体・再施工する。昨年12月に配管用の穴(スリープ)の施工ミスが明らかになり、完成直前の建物を解体・再施工することになった東京・港の「ザ・パークハウス )は鹿島が施工していたと。。。

清水や鹿島、それに大成建設、大林組、竹中工務店を加えた5社は圧倒的な受注規模や技術力を持つため「スーパーゼネコン」とも呼ばれる。どうやらその大手の一角でミスが続出していることが業界内外に波紋を広げているらしい。施工現場での人手不足が背景にあるのは間違いないが、問題の根はもっと深いと熱く語っていて、思わず、私もヤケドしそうな位・・・笑でした。

現場作業員が足らず工期が遅れ、現場の管理者にはプレッシャーが掛かるが、その管理者もリストラで不足気味。さらにCAD(コンピューターによる設計)などの発達・外部発注で「自分の手で図面を引き、電卓で構造計算をする人間が社内にいなくなった」と。。外国人労働者の枠を広げ、建設作業員の頭数をそろえるだけで問題は解決しない。彼らを指揮する人材の“質”も危機的状況にあるのだと・・。

久しぶりにお会いしましたが、結局「人だよ。。人。。」だと。。納得・・・・・・・。